損失の拡大を防ぎ、FX投資家の資産を守る「ロスカット」

損失の拡大を防ぎ、FX投資家の資産を守る「ロスカット」

証拠金以上の損失が発生する可能性も
大きなリターンが得られる一方、大きなリスク

 

FXは、レバレッジ効果により少ない資金で大きな取引をすることができるが、その分リスクも大きくなる。また、FXには、株式のような値幅制限(ストップ高、ストップ安)といった仕組みがないので、場合によっては、預け入れた証拠金がすべてなくなるばかりか、不足金が発生して限りなく損失が拡大する恐れもある。

 

そこで、FX業者では、一定以上の損失の拡大を防ぎ、投資家の資産を守るための言わば安全装置として、「ロスカッド」機能を導入している。ロスカットは、あらかじめ設定された証拠金維持率(ロスカットレベ言を割り込んだ場合に実行される。ロスカットが適用される証拠金維持率は、FX業者、あるいはレバレッジによって異なるが、20〜100%の問で設定されている場脅か多い。

 

ロスカットが実行されると、投資家の意志に関係なく、保有しているすべてのポジションが強制的に決済されてしまうことになる。

 

また、ロスカットは基本的には証拠金の範囲内で決済されるが、為替相場の急激な変動や、市場の休日を越えてロスカットされると、資金が底をつくばかりか、気分的にも落ち込んでしまうことだろう。そうならないためにも、常に証拠金に余裕を持たせ、レバレッジを抑え目にして取引を行うことで、ある程度は防ぐことができる。

 

また、ロスカットされそうになる場合は、証拠金を追加する、保有しているポジションを決済して整理するなど、早めの対処が必要だ。ロスカットされないためにも、証拠金維持率を常に高めに設定しておき、口座状況をしっかりと把握し、管理しておくことが大切である。

 

ロスカットとは、一定の証拠金維持率を割り込むと。保有するすべてのポジションが強制決済される機能
ロスカットを防ぐには、常に証拠金に余裕を持たせることが大切
ロスカットされそうになったら、証拠金を追加したり、保有するポジションを決済しで整理する

 

ロスカットの仕組み

 

 

本日の外国為替市場(東京市場)の午前は、午前9時から実施されたG7協調介入により急激に円安が進行しました。午前11時20分現在では円売り基調が 継続しており、ドル円、クロス円は堅調な動きとなっています。各通貨ペアはドル/円は81円台半ば、ユーロ/円は114円台半ば、ポンド/円は131円台半ば、豪ドル/円は80円台後半、NZドル/円は59円台前半でそれぞれ推移しています。また、日経平均株価は、前日比158円高の9,120円で午前の取引を終了しています。しかしながら、「場合によってはユーロが協調介入対象となる可能性」との要人発言もあり、この後の欧州勢の参入後もマーケットが大きく動く可能性もあります。FXトレーディングにあたっては充分な留意が必要な状況が続くと考えられます。